藤田医師 / 2019年入局
PEOPLE
精神科医を目指したきっかけに、少なからず精神科医である父の影響があります。幼い頃様々な場面でトラブルを起こした時に、怒られる、と思って父と対面すると決まって良く私の話を聞いてくれたものでした。すると自分の中で起きていた問題がだんだん氷が溶けるように無くなるのを感じました。いつかそんな医療が出来るようになりたいと思い、精神医学の道を志しました。
恵まれた環境で
私は愛知医科大学医学部を卒業しましたが、学生の頃から素敵な先生方に囲まれて勉強させて頂いていると感じます。兼本教授をはじめとして、親しみやすく、なんでも質問してディスカッションできる雰囲気があり、若手にとってはこの上なく恵まれた環境だと言えます。週一度の脳波の勉強も非常に有意義です。今年の入局者は私一人でしたが、先輩方の支えもありむしろ理想的な状況で勉強出来ています。
興味のある分野
精神疾患の生物学的指標について興味があり、大学院では学祭的痛みセンターの西原先生のご厚意で誘発電位を用いた研究をさせて頂いています。少しでも患者さんのお役にたてる様に研究を進めて行きたいと思います。