精神科学講座について

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GREETING教授挨拶

精神科のジェネラリストを作る

精神科のジェネラリストになる

当教室では、一人ひとりの医師が精神科領域の全分野を幅広く診られるような体制を取っています。入局後はまず以下の2点を習得してもらうことを目標とします。

1. 全ての精神疾患について標準的な対応ができる

2. 自分のものの見方とは全く違った見え方で世界が見えている人がいることを意識し、自分とは違うものの見え方をする人の世界を、可能な限り尊重することを臨床の原則とする

当教室は主体性を大切にし、それぞれの医師が学びたいと思う分野を自由に学べるような環境を目指しています。なぜなら、興味を持つ分野も人生そのものも人それぞれ異なるからです。入局後1年間のシュライバー*や当直、月曜日のカンファレンスの参加はデューテイとしてお願いしていますが、それ以外ではできる限り決まり事は避け、それぞれの方向性を尊重し、サポートできるよう心がけています。

精神科はさまざまな疾患・問題を抱えた患者さんがいらっしゃいます。患者さんによって必要となる治療や対応も異なります。よりよい治療を提供するためにその人が一番楽になる方法を考え、しっかり話し合うことが大切です。

当教室でともに学ぶ方を歓迎します。

*シュライバー……行った医療行為を記録する。1年目の医師はシュライバーとして先輩医師の診療を見学しながら精神科の基礎を学ぶ。

網羅的な精神科領域の習得が可能

精神科の専門性をさらに高める

全領域における症候学、診断学、治療学を学んだ上で、興味のある専門分野をより詳しく学びたいという方は各分野の専門医の下で学ぶことができます。主に、「てんかん」「臨床薬理学」「老年精神・認知症」「児童・精神医学」「摂食障害」「精神病理学」の6つのグループに分かれており、それぞれの専門性を磨いていただきます。

なかでも「てんかん」は盛んに臨床・研究が行われており、「精神科医が診るてんかん」を学ぶことのできる全国でも数少ない教室です。
また、大学病院では少ない、統合失調症や気分障害圏の急性期の治療に必要な閉鎖病棟も完備しています。

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